たぬきの雑記

株式会社トミーウォーカー運営の学園伝綺PBW『シルバーレイン』のキャラクターの雑記。基本キャラロール

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屍の妄執~前編~

いや、その…中の人です。〆きりぶっぎりですみません。
私生活で色々ありまして…どうやら、ヤクザな仕事から足洗えました。

まだまだ、描き途中ですが前編としてお納めください。
中編とかは絶賛かいております。申し訳ないorz


[意固地な狸 ~序章~]

幼き頃、越えたかった背中

今は、踏みしめたい背中

「壱・弐・参」

練習のリズム

壱で踏み込み

弐で切り裂き

参で狙いをつける

「壱・弐・参」

止まれない。

止まる事は死を意味する。

敵は通路に引っ切り無しに現れる

壱・弐・参

『銀喰い』だからこそ、刃こぼれしてもゴーストの詠唱銀を喰らい修復され切れ味こそは鈍らないが
生身の体は、限界を超えそうだ。手足には乳酸が貯まり鉛のごとく動きを阻害する。

肉体を凌駕する魂

壱・弐・参

既に、肉体は限界を超えている。それでも蓮は練習道理にゴーストを切り刻み進んでいく

魂が肉体を突き動かし進んでいく、己の刀が折れるときが魂の折れるときだと言わんばかりに突き進んでいく

壱・弐・参

ゴーストを切り裂き、大きく息を吸い込むとゆっくりと吐き出し
大量の血液とともに失った体温を元に戻すために、酸素を取り込み燃焼させていく

「嗚呼、もう少しだ。もう少しで…兄さん。あんたを殺せる」


[残されたもの達~序曲~]

手紙を見たとき、虎鉄は思った。
自分と似ていて狸を

それはどこが、という話ではないけれど。
性格は全然違う。
容姿もかけ離れている。
むしろ似ている部分を探す方が難しいくらい、
狢・蓮と鳳凰堂・虎鉄は似ていない。
それでも、と思う。
それでもあの人は、私と似ている。
それはどこが、という話ではないけれど。
例えば、過去に縛られているところとか。
例えば、危なっかしい生き方だとか。
例えば、例えば……
それは自分の勘違いなのかも知れない。
自分勝手な思い込みなのかも知れない。
それでも、他人とは思えなくて。
だから………
「なーんてなぁ、どーでもいいんですよ。どーでもねぇ」
半瞬前まで頭の中をよぎっていた思考を
ただの一言であっさりと斬って捨て、
「親友(ダチ)助けんのに理由がいるかよ」
飄々と、虎鉄が笑う。
そして、ちょっと怒っていたきっと蓮も同じように言いながら
怒ると思ったからだ。

いつものように飄々と笑いながら、同じように取り残された二人を見て虎鉄は思わず固まった

実年齢を超えるような深い笑みを浮かべ、背中が少々お留守になっており
大事なものを忘れている狸に問いかけるかのように、きっと届くであろう問いを心の中で投げかける

狢殿、汝は死戦へ逝くのかのう?それとも、決戦へと赴くのかのう?
どちらにせよ、汝は重大な決断を迫られるじゃろう。
じゃが、これだけは覚えておくんじゃぞ。
汝には隣に立つ者が居る。汝には背中を護ってくれる者が居る。
汝にはこれからを共に活きる者達が居る!

「…さて、では見届けさせてもらうかのう?」
そうニヤリと笑い、彫像のように固まっているイドを見ようとしたとき、虎鉄同様固まった。


「イドさん…?」
「狢先輩のところへ行ってきます」
「比留間殿、しかし…」
「筋とかどうとうか、そんな事私には関係ないんですッッッ!!!」
 辺りの木々がざわめいた。
「何 故 な ら ばッッ!!!」
 イグニッションカードを取り出し、少女が武装を開始する。
 太陽のように紅い布槍と、空のように青い戦闘服。
 どこかのおとぎ話から出てきたような武器と防具で身を固め、比留間・イドは起動を終えて大地に仁王立ちした。
「わ、私は狢先輩の事を…ッ!!」
「たはぁ~。はいはい、ごちそうさまです」
 呆れ笑いながら、鳳凰堂が比留間の口上をさえぎった。
 いつの間にか、彼も天流も起動を終えている。
「ぅ、うぅ…」
「それだけ言えれば上出来じゃろ。後は本人に直接伝えてやればよい」
 既に腹は決まった男二人。
先ほどまでの思いはどこえやら、甲斐性なしの女泣かせをひっぱたきにいくのも面白そうだといった顔つきだ。

「急ぎましょうッ!!」
 瞬間、大地を爆裂させながら比留間・イドは先輩二人と共に駆け出した。
 電車、車、バイク、自転車…そんなものは必要ない。何故ならば。
「起動時であれば…走った方が、速いッッ!!!」

確かに、俊足を得意とする青龍拳士、水流忍者なら風となれる。
それを体現するかのように最初に風になる比留間
仕方ないか、といった顔で追走する狗星
そして………

「………化物ですかい、あの人達は」
魔剣士である虎鉄はこっそりと部室裏に隠してあったバイクに跨った

[意固地な狸 ~終章~]

弐・弐・参

壱・弐・弐

弐・弐・参

「かっはぁ」
肺の中にたまった、二酸化炭素を吐き出し酸素を欲し大きく呼吸をする。
鍛錬に鍛錬を積んだ、三拍子も既に崩れつつある。

「いやぁ~頑張る。怖いよ。人間は実に怖いね。蓮」
自分の肩を抱き、芝居かかったようにぶるぶると震えながら
笑顔を浮かべて、瀕死の状態で戦っている弟を見ている。
死蝋で出来た王を囲む対の壁
淫の女王サバトクィーン、骨の王ジャイアントカルシウム
華を殺すためには、厚すぎる壁
「もう飽きた。逝け」
そして、鋭すぎる刃
二柱の王達は瀕死の蓮に向かい必殺の一撃を繰り出してくる

意固地になっていた、少し後悔していた。
ここで死ぬのに後悔はない。
ただ、イドを泣かせてしまうかも知れないことを後悔した。
自分には彼女がまぶし過ぎ、憧れ恋焦がれ
思いもしない、思いを打ち明けてしまった。

それゆえに、彼は自らの汚れ
憎しみ、復讐、負の心が醜く思った。
ケジメをつけたかったのだ。彼女に相応しいと思える男になりたいと思い
されど、それは適わぬ望みになるはずだった

[天から舞い降りた~真紅の翼を持つ少女~]

その心は闇を払う紅き稲妻。
少女はまさに天から舞い降りてきた

地下駐車場なのに、天から舞い降りてきた。
それを意味することは、天井ぶち破り
何層もある床をぶち抜き、数多の障害を文字道理
粉砕してきた少女。
「我は号する守りの盾!! 我が一撃は乙女の一撃!!
 完成せよ! リフレクトコア!!」
襲い掛かる二柱の王達を光る盾で受け止める少女。
狢・蓮の最愛の少女。比留間・イドその人だ

比留間


雄々しく仁王立ちになり、そしてちょっと泣きそうな顔しながら、
狢の頬に容赦なく、かつ的確に…あえて比喩表現を使うのならば
鞭のような平手打ちを叩きこと同時に、少しばかりの鼻声交じりで
「心配をかけた罰です! 猛省して下さい!」と言い放ち
流れるような動作で、淫の女王を右に蹴り飛ばし
骨の王を左に殴り飛ばし、鋭い視線を華に飛ばす。

イドのフルパワーの張り手を受けた蓮は、首が嫌な角度に曲がりつつ吹き飛ばされ
壁を突き破って現れた狗星に受け止められる。
ふら付きながらも自力でたつと、蓮は口を開こうとするがそれよりも先に狗星が問う

「狢殿。戦の前に一つ訊きたい事が、ある。」
かみ締める様に言葉吐き出す

「汝にとってこの戦いは何じゃ?」
まるで己のあり方を問う親のように

「復讐か?それとも、決別か?」
攻めるような声色はない

「この戦が終わった後。汝は何をもって活きる?」
優しいさを秘めた、深い慈愛の目で言葉を綴る

「汝にとってこれから戦うものは何じゃ?」
そして、厳かに最後の問いを投げかける

「それは、仇か?敵か?乗り越えるべき障害か?それとも、過去か?」
それは断罪とも、悩みを聞く神父の声のようにも聞こえる

「それが消え去った後、汝は汝のままでいられるか?新たに生まれるのか?ここでそれと共に死ぬのか?」
最後の核心を突くかのよな問いを投げかける。

しかし、蓮はそれらの問いの答えず黙って刀を構えようとする。
まだ、答えは得られていない。そう言わんばかりに狗星に背を向けたところに
肩に心地よい重さ、耳に飄々とした声が飛び込んでくる。

「雑魚は任せろ――キメてこい」
肩の重さは、無骨な虎鉄の手。飄々とした声は迷っていた蓮の心を解き放つ。
そして散歩にでも出かけるような足取りで雑魚ゴーストの群れとサバトクィーンの待つ駐車場の一角に歩みを進めていく

[答えを得たもの、答えを教えたもの]

「なぁ、狗星。さっきの問いなんだがな。もう一回聞いてくれないか?」

なにかに、気がついた狗星は小さなため息とともに笑みを浮かべて再度問い始める

「汝にとってこの戦いは何じゃ?」

「比留間・イドと釣り合うと思える男になる為の戦い」

「復讐か?それとも、決別か?」

「決別だ。古い俺とのな」

「この戦が終わった後。汝は何をもって活きる?」

「比留間・イドへの愛にて生きる!」

「汝にとってこれから戦うものは何じゃ?」

「実の兄にて、ゴースト。超えるべき背中」

「それは、仇か?敵か?乗り越えるべき障害か?それとも、過去か?」

「乗り越えるべき過去であり、仇であり敵」

「それが消え去った後、汝は汝のままでいられるか?新たに生まれるのか?ここでそれと共に死ぬのか?」

「生まれ変わるだろうな。比留間に相応しくなるべく狢の姓を捨てることになりそうだしな」

破顔と形容しかできない笑い顔を作ると、狗星は大気から水を捻り出しながら言葉をつむぎ

「そうか・・・。うむ、ならばええ。御主の思うとおりにしたらええ。」
優しき言葉が、答えを得た狸、いや蓮に

そして、爆水掌で骨の王を吹き飛ばし蓮から遠ざけながら叫ぶ
「この戦いに水を差すことは許さん!」
巨漢の男が、無双の壁となり叫ぶ。それがきっかけになり

挿絵1


一つの場にて、三つ戦場が生まれた
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  1. 2008/02/11(月) 05:05:26|
  2. 銀色の日常
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
| ホーム | 屍の妄執-OP->>

コメント

大遅刻なり!!

だがよくぞ戻ってきたといわざるを得ない!!

学問、出自、能力に関係なく、
世の中にはただ『剣』としか呼べぬ生き様の、男の中の漢がいる。

漢が生まれるSSを読めるとは、待った甲斐がありました。
  1. 2008/02/11(月) 21:05:36 |
  2. URL |
  3. 比留間の中の人 #mD5gn8q6
  4. [ 編集]

おお

そういえば挿絵を描いておりましたな
ここんとこげっちゅ忙しくて忘れてたダニ
だが、イイネ、カッコイイネ
うん、そうだね。ステキだね。

これは後編に期待せざるを得ない。
  1. 2008/02/27(水) 18:26:01 |
  2. URL |
  3. 鳳凰堂の中の人 #-
  4. [ 編集]

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2013/02/07(木) 04:52:33 |
  2. |
  3. #
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Author:狢蓮
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 この作品は、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、狢のPLが作成を依頼し作成していただいたものです。
 イラストの使用権は狢のPLに、著作権は琥姫ミオ絵師に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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